2019年12月29日（日）サウンドスタジオノア学芸大店にて、全米で活躍するギタリストToshi Yanagi氏のギターセミナーが開催された。その様子を完全レポート！

 

Toshi氏が登場すると、客席からは大きな歓声が上がった。続いて、2人のサポートメンバー（Bass：Juna Serita / Drums：Emi Yonekubo）も登場して、Toshi氏の3rd Album 「Spud Magic」収録の「Tits on a Bloom」がプレイされた。

 

トレードマークとなっているXotic製のストラトタイプを手にしたToshi氏は、バックの疾走感溢れるリズムをさらに加速させるかのようなギタープレイを繰り出していく。指板上を縦横無尽に駆けていくようなToshi氏のプレイに、観客はたちまち釘付けになった。

 

２曲目に披露されたのは、幻想的な空間系エフェクトと伸びやかなリードトーンが印象的な「Hazy」。3曲目は、フロントピックアップから放たれる甘いトーンと旋律がノスタルジックな気分を感じさせる「Hometown」。この2曲は新曲で、いち早く新曲を堪能できた客席からの大きな拍手が会場を包んだ。

 



 

参加者とのジャムセッションコーナーでは、Gibsonのレスポールを手にして再登場のToshi氏。Herbie Hancock「Chameleon」、The Meters「Cissy Strut」、Billy Cobham「Stratus」を9名のギタリストとセッションする企画。一人ひとりと「音の対話」を楽しむように、楽曲が展開されていった。

 

トークタイムでは、気になる機材紹介も。Toshi氏のサウンドの核となるアンプは、Friedmanがセッティングされていた。

クリーントーン用：Friedman Buxom Betty Combo

ドライブトーン用：Friedman JJ Junior

 



 

その後も「Tomorrow's song」（新曲）、「Spud Magic」を披露し、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

 

【Toshi Yanagi】

1996年、マイケル・ジャクソンのバンマスのグレッグ・フィーリンゲインズのバンドメンバーに抜擢され、クインシー・ジョーンズがプロデュースする音楽番組"VIBE"により、エンターテイメントの本場アメリカで一躍その名が知られるようになる。ジェームス・ブラウン、チャカ・カーン、ジョー・ウォルッシュ、シェリル・クロー、タワー・オフ・パワー、リッキー・マーティン、デイビッド・リー・ロス等の世界のトップアーティストと共演。

全米ドラマの主題歌やハリウッド映画音楽に楽曲の提供や録音で参加。

2004-2014 矢沢永吉のツアーに参加。オリジナルアルバム、Hello Humanoids (2009) Buzz Wizards (2015) Spud Magic (2016) Buzz Wizards Live (2017)をリリース。全米ABC Networkで連日放送中の人気TV番組"Jimmy Kimmel Live"に17年間に渡ってレギュラー出演中。

http://www.toshiyanagimusic.net/

Hello Humanoids

Buzz Wizards

SPUD MAGIC

BUZZ WIZARDS LIVE

 

Bass：Juna Serita

 

Drums：Emi Yonekubo

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