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NOAH NEWS|NOAH College

【NOAH College】Thomas Pridgen Drums Clinic 完全レポート

2020.11.27


2020年2月11日、サウンドスタジオノア学芸大店にて、Thomas Pridgen Drum Clinicが開催された。 Thomas Pridgen氏は、アメリカ・カリフォルニア州出身のドラマーである。弱冠9歳でアメリカ最大のドラムコンテスト"Drum-Off"にて優勝し、2006年からは、The Mars Voltaのメンバーとして活動し、2009年には第51回グラミー賞において、最優秀ハードロックパフォーマンス賞を受賞するなど、輝かしい功績を残しているトップドラマーとして知られている。今回は、そのトーマス氏の演奏が間近で体感できるドラムクリニックということもあり、会場のサウンドスタジオノア学芸大店には多くの観客が集まった。 また、今回のクリニックでは、国内だけでなく海外でも活動中の女性ドラマーEmi Yonekubo氏をナビゲーターとして迎えた。 観客の歓声と拍手の中、登場したトーマス氏。軽い挨拶のあと、立て続けに3曲を披露。楽曲のジャンルは様々で、速いテンポのものからミドルテンポのものまで。野性的でパワフルなプレーの中にも細かなパッセージが織り込まれていた。大迫力のプレーを至近距離で体感し、度肝を抜かれた。トーマス氏のプレーは、ドラムの音が芯から鳴っており、テクニックもさることながらトーマス氏から放たれた全身のエネルギーに圧倒された。 トーマス氏は、今回のクリニックだけでなく、同日、サウンドスタジオノア渋谷店にて個人レッスンも行い、時差ボケも相まって良いコンディションではないと言っていたが、一切そのことを感じさせないプレーであった。 その後のトークコーナーでは、自身の生い立ちについて語った。3歳からドラムを始め、そのころ住んでいたサンフランシスコでは有名ミュージシャンも多く、家族が様々なコンサート等に連れて行ってくれ、幼少期からトップミュージシャンの音楽にたくさん触れてきたことが影響していると語った。また、トーマス氏は左利きであるが、幼少期に祖母に連れて行ってもらったドラム教室でクロスハンドで教わったため、現在もクロスハンドで演奏しているとのこと。 その後も数曲演奏し、質問コーナーで数人がトーマス氏に質問をした。質問に答えるトーマス氏は通訳する暇を与えないほど熱く語り、通訳もそこそこに再度演奏に突入。それで、ドラムクリニックは終幕となった。最後まで圧倒されっぱなしのクリニックだった。


【Thomas Pridgen】


アメリカ・カリフォルニア州出身。バークリー音楽大学卒業。9歳でアメリカ最大のドラムコンテスト"Drum-Off"にて優勝し、10歳でZildjianの最年少エンドーサーとなる。 2006年から2009年は、The Mars Voltaのメンバーとして活動を行い、2009年には第51回グラミー賞において、最優秀ハードロックパフォーマンス賞を受賞。その後2011年に、Ben WeinmanらとGiraffe Tongue Orchestraを結成。2014年には、Suicidal Tendenciesにドラマーとして参加。その他数々のミュージシャンとも共演、現在はラッパーのResidenteと自身の音楽プロジェクトThe Memorialsのドラマーとして活動。 https://youtu.be/v-ObFw81sPc ナビゲーター:


【Emi Yonekubo】


3歳からクラシックピアノ、小学生で作曲を、中学ではオーケストラの楽器全般(金管以外)を演奏。アメリカでドラマーとして5年間音楽修行をし、現地で加入したバンドでデビューし、ビルボードチャート1位獲得。Bonney Drum JapanとVic Firthスティックのエンドーサー。 ロサンゼルスではNamm show、Warped Tour、日本ではロックインジャパン、TEDx Talks、夏の魔物、米軍基地のフェス、CM、TVドラマ、映画など、多国籍かつ様々なジャンルでの演奏を楽しむが、ルーツにあるのはブラックミュージック。2019年12月29日には、サウンドスタジオノアのセミナーにも登場(左ページ参照)。 保存保存 保存保存 保存保存 保存保存 保存保存保存保存 保存保存 保存保存 保存保存保存保存 保存保存 保存保存 保存保存 保存保存 保存保存 保存保存 保存保存