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音楽コラム集|楽器上達系コラム

【コラム】ギタリストの衝動 #8「変則チューニングを極める②」

2017.08.12

前回に続き、変則チューニングに関して考えていきましょう。 今回は、基本的なオープンチューニングを見ていきます。
 
オープン・チューニングというのは、文字通り6本の開放弦を鳴らして
何らかのコードになるようにチューニングする方法です。
コードストロークはもちろんスライド・バーを使ったボトルネック奏法にも多用されます。   ④オープンD (DADF#AD) オープン・チューニングで最もメジャーなチューニングの1つといえるでしょう。 文字通り6本の開放弦を鳴らして、Dのコードになるようにチューニングします。   ⑤オープンE (EBEG#BE) オープンDがレギュラーチューニングから音を下げて合わせるのに対して、オープンEは音を上げて合わせていきます。 Derek Trucksなどの使用で有名ですね。   ⑥オープンG (DGDGBD) オープンDと同じく、最もメジャーなチューニングの1つといえるでしょう。
6弦を外してしまう男らしい!? 巨匠Keith Richardsの使用でも有名です。   ⑦オープンA(EAEAC#E) オープンGのの構成を全弦1音ずつ上げたチューニングです。
オープンチューニングは、開放弦の美しい響きを大切にしたチューニング方法です。
まだまだ種類はありますが、楽曲の求めるムードに合わせて、どのコードフォームの響きが良いのかを考えて使い分けていくと良いでしょう!
 
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  fukushima.jpg 福島 崇 高校時代よりロックバンドでギターを始め、大学在学中よりジャズギターを加藤崇之氏に師事。2007年にユニットMelosycaで、ビクタースパークルレーベルより『MTS★』でCDデビュー。ノアミュージックスクール・ギター科講師。生徒募集中! →http://www.noahmusic.jp/ Guitarist 福島 崇のBlogはこちら http://ameblo.jp/krishna/