〜回路を一新〜
2013年の"9/9"を始点として、開発された Leqtiqueの歪みペダル。
MOSFETをベースにしたディス クリート回路による歪みの構築から敢えて脱却し、Rogerで培われたPowerICの多段アイデアをさらに発展させることをアイデアとして"11/11"は生み出されました。
前2作は、DMOSFETの最大の特徴である非常にタイトなローエンドを持っていましたが、本作11/11ではPowerICらしい真空管ライクな、 密度の集約されたローエンドとなっていることが大きな違いの一つです。
Power IC由来の特徴というべき、Gainを上げるにつれてさらに飽和感が増す様はシリーズ中一番、モダンハイゲインアンプの挙動に近いです。
また、Gain=0でもそれなりの激しさを持っているものの、ギターのボリュームを回すだけで太く実用性のある煌びやかなクリーンまで落とすことができます。
この特徴によりLeqtiqueの数多くの歪 みペダルの中でも群を抜いて、クリーンからウルトラハイゲインまで妥協なくアウトプットすることが可能な万能機種となっています。
〜幅広い音作りに対応したコントロール系統〜
本来10/10の方向性を推し進めてさらにメタリックな音像に仕上げようとしていたイコライジングは大幅に拡張され、Bottomは本来の高密度なローエンドに、味付けの異なるタイトなローエンドをさらに付加するように。
また、Edgeと名付けられたコントロールはその名の通り、籠り気味に設定されることの多いLeqtiqueのペダルとは思えないほどエッジーなレベルまで拡張してあります。
内部に仕込まれたMid-Cutは50%(12時方向)をデフォルトとしており、 ウルトラハイゲインで暑苦しくなりがちな帯域を鋭いQで少し落とし込んだ味付けとしてあります。
〜仕様〜
コントロール : Volume, Edge(mini), Bottom , Gain, Mid-Cut(inside,50% Default)
電源 : 7~12V, Current Consumption : Approx 34mA
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