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コンデンサーマイクの世界的スタンダード"NEUMANN(ノイマン)"のTLM102&TLM103の実力に迫る!

NEUMANN社は確かな品質と革新的な技術力、個性的なデザイン性などにおいて、1928年の創設以来、常にトップブランドとして君臨しているドイツの音響機器メーカーです。

1947年にU47が発売されて以来、NEUMANNが生み出したコンデンサーマイクは第一線のレコーディング現場で重宝され続け、特にU87シリーズは最新機種であるU87Aiに至るまで揺るがない人気を誇っています。

その品質から高価格帯のモデルを数多く発表してきたNEUMANNですが、1993年に発売されたTLM193をはじめとするTLMシリーズの登場は、NEUMANNのコンデンサーマイクにおける新時代の到来を告げました。
デザインはノイマンらしさを踏襲しながらも、サイズはコンパクトに変化。

一般的なリハーサルスタジオや個人からの需要に合わせ、TLM102はU87の3分の1程の価格帯で販売されました。
1997年に発売されたTLM103はU87由来の内部構造を持ち、確かなクオリティは有しながらも、手に取りやすい価格で販売されています。
TLMシリーズの発表により、長く業務用としてプロ仕様のスタジオなどでしか利用出来なかったNEUMANNの高品質のマイクを、一般のユーザーも利用出来るようになりました。

 

〜コンデンサーマイク/ノイマンTLM102・TLM103の機能説明〜

コンデンサーマイクの中では珍しい特徴が三つあります。

①POPガード不要

マイクのダイヤフラムを守るグリル部分の細かい網目がポップノイズ(吹かれ)を防止してくれる機能があります!
※ただ、完全ではないので歌などを録る時は余裕があればPOPガードを念のためセットすることをオススメします。

②振動に強い

普通のコンデンサーマイクはサスペンションホルダーというマイクホルダーにセットして、床からの振動音などを防ぐ必要があります。
ですが!!!!!
このTLM102はマイクの内部に振動音などが伝わらないような仕組みがあり、足踏みやバスドラなどから床に伝わる振動をカットしてくれます!!
なので、コンパクトなマイクホルダーになっています。
比較的、スネアやギターアンプ(コンボタイプ)の裏側など狭い場所でもマイキング出来ちゃいます!
別売りで専用のサスペンションホルダーもあります。

③大音量に強い

最大SPLという項目もコンデンサーマイクを選ぶ上では重要になっています。
※最大SPLとは、歪ませずにそのマイクが処理できる最大音圧レベルです。この値を超えた音量をマイクに入力してしまうと、カプセルを破損させる恐れがあります。
ちなみに、TLM102は最大SPL 144dB、TLM103は最大SPL 138dBもあるんです!
数字だけ見てもあまり想像出来ないですよね。
大体、130dBでわずか100m離れた位置でジェットエンジンの音を聞くことと同程度の騒音と言われています。
ドラムの音などでも余裕をもって録ることができますね!

そして、肝心のサウンド面!
TLM102とTLM103共にノイマンの特徴である柔らかな中域の感じは健在で、非常に存在感があります。TLM103は、高域がやや強めで全体的な力強さが感じられます。
TLM102は、やや中域よりで暖かな音でU87に近い印象を受けました。ただ、マイクの大きさを見てもわかるようにTLM103の方が音像が大きいです。
どちらも楽曲の主役となる楽器を録ることに長けていて、このマイクで録った音は何でも主役になっちゃいます!
流石、コンデンサーマイクの王道メーカー『NEUMANN』という感じですね。

参考までに、夏に開催したDAWセミナーで使用したサンプル音源などをご紹介致します。
・アコースティックギター/TLM102
https://soundcloud.com/noahradio/acgu

・アコースティックギター/TLM103
https://soundcloud.com/noahradio/acgu2

・女性シンガー/TLM102
https://soundcloud.com/noahradio/wovo

・女性ナレーション/TLM103
https://soundcloud.com/noahradio/wona

・カホン/TLM102

 

スタジオノアでは、充実した設備の中で、この記事でご紹介させて頂いたTLM102、103がリーズナブルにレンタル可能!リハスタでのセルフレコーディングのクオリティを高めます。
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