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モダンハイゲインアンプの雄 MESA BOOGIE DUAL RECTIFIER を掘り下げる

ラウドミュージックが好きならもちろん、そうでない人も鉄板の張られたそのビジュアルから見かけたことがある人が多いのではないだろうか。ハイゲインアンプの代表格でもあるMESA BOOGIE DUAL RECTIFIER、今回はこのアンプについて掘り下げていく。

 

 

もともとMESA BOOGIE創設者のランドール・スミスは、MESA ENGINEERINGという名前で自動車関連の修理や真空管アンプなどの改造を請け負っていた。そこで改造されたフェンダーアンプをBOOGIEと評し絶賛したカルロス・サンタナが名付け親となり、MESA BOOGIEという社名でブランドをスタートすることとなる。

 

 

 

まずは、オリジナルアンプの通称MK-Ⅰというモデルが誕生。2つのボリュームにマスターボリュームがついた3ボリュームは当時は画期的で、クリーンからドライブサウンドまで幅広くカバーするものだった。そこから2ch切り替えが可能になったMK-Ⅱ、3ch切り替えにも対応したMK-Ⅲ、独立3chを搭載したMK-Ⅳと次々に時代を先取りしたアンプを生み出していき、MESA BOOGIE社はマーシャルなどに並ぶ一大ブランドへ成長した。そして、より深いディストーション、ハイゲインアンプを求める時代の呼び声に応じて、ハイゲインアンプの代名詞とも言えるDUAL RECTIFIERが誕生した。

 

そもそもRECTIFIERというのは英語で整流管のことで、真空管による整流器とダイオードによる整流器の2つを切り替えできることが由来となりDUAL RECTIFIERと名づけられた。DUAL RECTIFIERには様々なラインナップがあり、90年代に人気のあった100W出力のSOLO以外にも低出力モデルがいくつかあったが、やはりDUAL RECTIFIERと言えばSOLOであろう。発売当初2chだったSOLOも、現在では3ch仕様に変更されている。ちなみに、NOAHでは出力をパワーアップさせたTRIPLE RECTIFIERのレンタルができる店舗もある。ほかにもたくさんの機能を詰め込んだ最高級モデルも存在したが、現在は生産が終了してしまっている。

 

 

DUAL RECTIFIERの音を聴くならこれ!

 

KORN

LIMPBIZKIT

Nickellback

 

FOOFIGHTERS

 

ANIMALS AS LEADERS

 

 

参考になっただろうか? こういう音を作りたければ、DUAL RECTIFIERを使えば手っ取り早く解決だ。挙げた例はラウドな楽曲が多くなってしまったが、ほかにも多くのアーティストに使われている。

 

見た目から想像できる重厚な低音は、ダウンチューニングでもぼやけることなく輪郭のハッキリとした音で、歪みに関してはキメ細かく深い歪みから歯切れのよいクランチサウンドまでカバーする。クリーントーンでも芯が通った音圧のある出音で、オールジャンルに使えるアンプだ。DUAL RECTIFIERが長く愛されているのは、アンプのオールマイティなスペックの高さゆえだろう。新境地を開拓したいとき、試しにDUAL RECTIFIERを使ってみるのはどうだろうか? 自分だけの音を探しに、いざ近くのNOAHへ!!(ノアブックなのでNOAH推しです!!)