ざっくりアメリカ

【コラム】ざっくりアメリカ 第9回「自分で見つけたレーベルちゃんと結ばれる方法」

アメリカでは、1995年から2000年までくらいに、タワーレコードとかバージンメガストアとかCD販売店の大手がすべてつぶれました。

原因は、音楽のオンライン化でした。

ざっくり早送りし、結果としてレーベルがたくさんつぶれました。

 

その後20数年間で再編成が行われた後が今なのですが、最初は大手レーベルの中の人たちが皆さまクビになったので、5年くらいかけて「デキる人」たちが皆さん独立して、仕事を分担して、わかりやすくして、「インディーレーベル」でもお金が廻るようなシステムを2000年くらいまでに血反吐を吐きながら作ってくれました。

ありがとうございます、「デキる人」。

多分、皆様がクビになったのは、上の人たちの責任でしょうね。

でも、上の人にも、CD販売店のお世話になっていたり、お友達とかを守らなければいけなかったので、仕方ありません。

 

結果、「デキる人たち」が、全員自分の会社を立ち上げちゃいました。

今では、誰でもお金を払えば出版が可能ですし、宣伝広告が可能です。

「デキる人たち」は、それを「効果的かつ経済的、自分のデキる最高の形で実行する」ことができたりするので、「僕は、いくらもらえたら仕事します」みたいな感じで、誰の仕事でも受けてくれます。

たとえば、現在アメリカで超有名な女性シンガーのお父さんとかは、銀行家の人でお金をたくさん持っていたので、10代の娘のために1個レコード会社を買って、「デキる人たち」にお金を分けたから、今でも「デキる人たち」に重宝されて、娘さんが有名人として、ある意味「先行投資」を成功させています。

「娘を信じるお父さん」の話は、美しいものです。

 

脱線してきましたね。

「自分で見つけたレーベルちゃんと結ばれる方法」のお話に戻りましょう。

要するに、「デキる人」皆さまに、「お金」が必要です。

「デキる人」皆さまは、日々大手の時代から頑張って仕事してきたので、賢いです。

学ぶことが多いゆえ、大切な人たちす。

自分のお友達にしたい大切な人たちです。

お友達の生活を保護しましょう。

家族の生活を保護しましょう。

ありがとうって、言ってあげましょう。

 

あなたの音楽で、「協力してくれている人たちのために、お金を稼ぐ」。

そういうことです。

 

で、もうちょっとで結論です。

そもそも、大手で仕事を分担していた人たちが全員独立しているので、「オーディション屋さん」みたいのもできました。

僕は、いろいろトライした結果、現在は使うのを止めましたが、知っている中の「オーディション屋さん」では、sonicbids.comreverbnation.com あたりが大手です。

僕が、いまだに使っているTaxi.comっていうのもあります。

そこでは、年がら年中、「オーディション募集情報」と釘打って、告白を受けてくれています。当然、告白はタダではありません。

1回の告白で1000円くらい取ります。

面接官にもお金を払わなければ、業界つぶれちゃうので。

 

雑談ですが、最近、毎年のように年間70回前後アメリカでライブをしていたら、日本国内のアーティストが海外に向かうことを支援するJ-Lop4様の支援を受けました。

その結果、アメリカのMesa Bluemoon様というUNIVERSAL Music傘下のレーベルさんと契約しました。

まぁ、僕にも問題は山積みです。

 

次回、最終回。

 

プロフィール

斉藤健太郎

ギタリスト。1974年生まれ。ベストヒットUSA等、80年代音楽テレビ番組の影響をモロに受け、アメリカ音楽に没頭。そんなこんなで、18歳のとき、米国西海岸の某音楽専門学校に入学するため、渡米。1年プログラムの米国音楽専門学校において、日本の常識と米国の常識の違いに戸惑って、自分の無能さに落ち込んだ挙句、一生懸命練習した結果、優秀生徒の一人として表彰される。その表彰状で、ニューヨークにある某音楽大学のジャズ科に、半ばハッタリを使って奨学金をもらい入学。在学中に、当時の有名ニューヨークジャズメンたちの切実な生活状況等々を目の当たりにし、「ジャズは、頑張っても売れない!」という理由で、ジャズ科の生徒2人を口説き、3人でパンクバンド(名前は秘密)を結成。唯一の日本人(英語に訛りがいっぱい)であるにも関わらず、ボーカルも担当。結成1ヶ月後あたりに、某インディーレーベルから、ほかのインストゥルメントプロジェクト(ジャズ)を買われた挙句、レーベルをちょっと騙してデビューアルバムを製作。ギターは、1日平均10時間くらい練習していたものの、歌なんて、ほとんど歌ったこともないのに、作ったデビューアルバムがアメリカCMJにて新作部門4位、全体チャート80位以内を記録。その後、調子に乗って、いろんなバンドで、米国、欧州、台湾、オーストラリア等をツアー。

現在は、OTONANA Trioを率い、2012年以降、5枚のフルアルバム発売。年間平均70回の興行をアメリカにて遂行中。

2017年は、グラミー賞受賞プロデューサーであるBob Cutarella氏を迎え、新譜の録音中。

公式サイト www.otonanatrio.com