SEARCH

閉じる

音楽コラム集|楽器上達系コラム

【コラム】ギタリストの衝動 #5「ハーモニクスを極める①」

2015.07.04

ギタープレイで使われる主なハーモニクスとして、ナチュラルハーモニクス、ピッキングハーモニクス、タッピングハーモニクスがあります。これらを2回に分けて、独自の角度から掘り下げていきたいと思います。 今回は、ナチュラルハーモニクスについて考えていきましょう。 ■ ナチュラルハーモニクスの出し方 特定のフレット(たとえば2弦12フレット等)の上に指を載せ、弾くと同時に指を離すようにするとハーモニクスが出せます。 ■ ハーモニクスを使ったチューニング ハーモニクスを使ってチューニングをしてみましょう! ① 6弦5フレットと5弦7フレット(E) ② 5弦5フレットと4弦7フレット(A) ③ 4弦5フレットと3弦7フレット(D) ④ 3弦5フレットと2弦8フレット(G) ⑤ 2弦5フレットと1弦7フレット(B) 各々の音が同じになるようにします(カッコ内は出るハーモニクスの音名)。 2弦の8フレットのみ、ハーモニクス音ではなく実音で合わせましょう。 ■ ハーモニクスを使ってメロディーを弾いてみる ナチュラルハーモニクスを使って、譜例のメロディーを弾いてみましょう。 nb26_p13_4.png フレット番号で書いてありますが、すべての音をナチュラルハーモニクスで弾きましょう。何の曲かわかりましたか? ギターで出せるナチュラルハーモニクスのポイントは、まだまだたくさんあります。ナチュラルハーモニクスを自分のプレイに効果的に取り入れていけるように、いろいろ探してみましょう! コラム連動の動画配信中! fukushima.jpg 福島 崇 高校時代よりロックバンドでギターを始め、大学在学中よりジャズギターを加藤崇之氏に師事。2007年にユニットMelosycaで、ビクタースパークルレーベルより『MTS★』でCDデビュー。ノアミュージックスクール・ギター科講師。生徒募集中! →http://www.noahmusic.jp/ Guitarist 福島 崇のBlogはこちら http://ameblo.jp/krishna/