ドラム・パーカッション

【レポート】五十嵐公太 Presents Drums&X(Others)スペシャルクリニック

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ステージもない小規模な空間で、毎回、超豪華なゲストを迎えて行われている五十嵐公太氏のドラムクリニック。第5回となった今回は、ゲストに村石雅行氏を迎え行われた。
村石氏は、松任谷由美、スキマスイッチをはじめ数多くのアーティストのレコーディング、ツアー等に参加。現在、日本で最も多忙を極めるドラマーの一人だ。とくに椎名林檎の「本能」で魅せたあのドラミングに衝撃を受けたというドラマーも少なくはないハズだ。
なんと学生時代からの仲だという五十嵐氏と村石氏。クリニック冒頭の和やかなムードの会話から、両者による「Tighten Up」の演奏へ。2人の白熱のドラミングに、会場の空気は一気に最高潮へ。
演奏後、両氏のドラムセットを使って、普段村石氏のドラム道場で行っているという初見演奏を、来場者にも参加してもらう形で披露。両氏のセットが叩けるチャンスとあって、五十嵐氏の「参加したい人、挙手!」という言葉に対し、こぞって手を挙げる来場者。参加できた人は、貴重な体験になったであろう。
その後の質問タイムでは、来場者より様々な内容が投げかけられた。その問い一つひとつに対し真剣に答え、アドバイスを送る村石氏。真面目で誠実な人柄を感じ入ることができた。
終わりも近くなり、村石氏が現在ツアーサポートを行っている、ももいろクローバー(現在は、ももいろクローバーZ)の「行くぜっ! 怪盗少女」を両氏で演奏。大盛況の中、セミナーは終了した。
「音楽は、サーカス団。自身は、主役を盛り立てるために脇役として裏の仕事に徹する。」こう語っていた村石氏。これからも第一線で活躍していく彼の活動から目を離すことはできない。
(NOAHBOOK 青木直也)

演奏曲
・「Tighten Up」
・「行くぜっ! 怪盗少女」
ももいろクローバー

セッション曲
・「Heavy Heading South」西海岸サザン風の曲
・「Remember Jimi」ジミ・ヘンドリックス風の曲
・「Soften Mellow」バラード調の曲

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【 村石雅行 プロフィール 】
幼少の頃より格闘技を学び、パンクバンドにてドラムを始める。東京芸術大学音楽学部打楽器科在学中より、工藤静香、森高千里、 同じ芸大の後輩、葉加瀬太郎率いるクライズラー&カンパニー等のサポートを務め 早くから注目を集める。 その後 松任谷由実、吉田拓郎、藤井フミヤ、葉加瀬太郎、椎名林檎、冨田ラボ、 アンジェラ・アキ、スキマスイッチ、ポルノグラフィティ等の多数のアーティストのツアーやレコーディングに参加。 ジャズ・フュージョン系のセッションなどでも活躍をするなどジャンルにとらわれない幅広い活動を続けている。また近年はフジテレビ系列FNS歌謡祭のレギュラー等テレビ出演も多く、ローランドV-Drumsの開発に携わるなど、現在最も多忙なドラマーの一人である。2011年より村石雅行ドラム道場を開設。後進の指導にもあたっている。

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【 五十嵐公太 プロフィール 】
伝説のロックバンド「JUDY AND MARY」のドラマーとして活動。大ヒット曲「散歩道」「あたしを見つけて」などを作曲。テクニックに裏打ちされた歌心のあるドラムには定評があり、熱狂的な信奉者も多い。バンド解散後は、GACKT、ORANGE RANGE、水樹奈々、大塚愛、デーモン閣下、大槻ケンヂ、KinkiKidsほか、数多くのレコーディングやツアーに参加。 現在は、外道の加納秀人らと結成したATOMIC POODLEや辻仁成 率いるZAMZAのメンバーとして海外公演なども行う。09’には「全日本人ドラマー化計画」の名の基に観客参加型打楽器ライブ・アトラクション「ドラミングハイ! 」スタート。音楽大学や自身主催の音楽スクールにて教鞭をとるなど、後進の育成にもチカラを入れている。