音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #23 コモントーンの活用

コードチェンジを行っても共通するコードの構成音というのがあります。これをコモントーン(Common Tone)と呼びます。コモンとは英語で「Common:共通」という意味を持ち、トーンは「Tone:音」という意味です。
 作曲やアレンジをするときは、コモントーンを考えて行うと非常に効果的です。ここでは少し例を挙げてみます。
《 メロディー先行型 》
 メロディーをずっと「ド」の音で伸ばし、そこに複数のコードを付けたい場合。
《 コード先行型 》
 コード進行はできたがメロディーが浮かばないという場合は、コードのコモントーンを探し、そこにリズムを付けてみましょう。
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このコード進行の場合、D音とF音がコモントーン(コード間の共通音)になる

《 メロディー先行型 》
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↓コモントーンを探し、コードに変化を与える
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《 コード先行型 》
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↓コードのコモントーン、E音を利用してメロディーを作る
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加度克紘
高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。その後バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
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