音楽コラム集

【コラム】ラッコのドラム時字通信 #19『ドラマーからのご質問 Vol.6』

 読者の皆様こんにちは、お元気でしょうか?
 この夏、草笛リズムマシンが大活躍をしたことから、自身で法人を立ち上げることになりました。一般社団法人『はいねのもり』です。引き続き障がい者のアート&音楽&ファッションに取り組んでいきますのでご注目ください。
 さて、Q&Aです。
Q:打ち込みでもグルーヴが出るタイミングのずらし方を教えてください。
A:これはですね、重要なポイントがありまして、「ずらさない」です。頭のキックとスネアはとくにですね。音の長さでグルーヴを創ります。もし、イージーな方法で創作されたい方は、 ネットで「グルーヴクオンタイズの方法」と検索してみてください。ズルイじゃん! ってくらい良くなる方法がありますよ。
Q:左足のリズムキープはしたほうがいいでしょうか。
A:創作したい音楽によります。バンドサウンドで独自の世界感を作りたい方はどちらでもよいですが、左足をキープしないと出せないグルーヴがあります。4ウェイインディペンデントです。お調べください。しかし、スティックコントロールの練習では、足等でキープしないで練習してくださいね!
Q:打面のど真ん中を叩くと音がつまるので、少しズラしたほうがいいというのは本当でしょうか。
A:はい、その通りです。ただし、そのような音が欲しい場合や、感極まった音など感情を表現するためには、あえてその音を出すこともあります。
Q:ドラムセットがない家でできる練習方法を教えてください。
A:とくに都会では、住宅事情で切実な問題だと思います。答えは、イメージトレーニングです! 目をつむって、理想のドラムを演奏しているところを詳細に繰り返し繰り返しイメージすることです。これなら、どこでもできますよね。あとは、スティックコントロール! メトロノームを使えばリズムトレーニングにもなります。
 と、様々な技術的な事柄が並びましたが、前回書いた通り、何のためにこの技術を習得されたいのか? ということが重要だと思います。技術とイメージやモチベーション、取り組みの姿勢は、表裏一体です。現在、移りいく世界を俯瞰して歴史を学び、これからのドラマーとしての歩む道を見据えて創作や練習をすることが大切です。キーワードは、『イノベーション』。僕も、イノベーションを実践しています。(先日の野外フェスティバルWINDBLOW13の映像を公開しました。YouTubeでご覧ください。タイトル『草笛リズムマシンの奇跡』)
 スタジオノアで練習されているドラマーのご活躍を祈っています。

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三嶋 RACCO 光博

Drummer&Producer
シアターブルックのドラマーとしてEPIC SONY RECORDSよりアルバム発表後、聖地霊地を巡る。 現在、静岡県菊川市の社会福祉法人草笛の会で知的障がいのあるメンバーとアフリカの打楽器ジャンべを活用した新しいお囃子グルーヴバンド『草笛リズムマシン』を結成。施設のメンバーとウクレレや打楽器を作る楽器メーカーとしてもスタート。音楽と福祉の融合を目指す。静波海岸のサーフポイントにレコーディングスタジオを創り、『パードン木村氏』と制作を開始。

Blog : http://www.myspace.com/raccospace
Email : camnacorp@gmail.com