音楽コラム集

【コラム】ギタリストの衝動 #1「ピックスクラッチを極める�@(全2回)」

 ノアミュージックスクール・ギター講師の福島崇です。今号よりコラムを担当させていただくこととなりました。このコラムでは、普段楽器を弾いているうえで、あまり掘り下げないようなことや今さら人に聞けない楽器にまつわる素朴な疑問etc…をあえて掘り下げていけたらと思っています。よろしくお願いいたします。
 ギタリストならば一度はやったことのあるテクニック「ピックスクラッチ」。ピックで弦の上(主に巻き弦)を引っ掻くように動かすことで、ジェット音のようなサウンドが得られるテクニックです。当たり前のようにやられているピックスクラッチを様々な角度から検証し、それによってどんなサウンドが得られるのかを考えていきましょう!
一般的なピックスクラッチ
6弦5弦の上にピックを乗せ、フロントピックアップ辺りから12フレット手前辺りまで勢い良く滑らせていきます。歪ませたギターサウンドで使うのが一般的です。
《 材質・形・硬さによる変化を検証 》
【 材質 】エコピック、 Fender(べっ甲)、Jim dunlop jazz3
【 形 】ティアドロップ、オニギリ
【 硬さ 】thin(柔らかい)、medium、heavy(硬い)
《 結果 》
【 材質 】サウンドには、ほぼ影響なし。
【 形 】ティアドロップ型に比べオニギリ型のほうが、弦に対して均等に当たるため、安定したスクラッチ音が得られる。
【 硬さ 】硬いほうが、弦と弦との間にしっかり挟まり安定感があるため、heavyが1番やりやすい。硬さによるサウンドの変化は、あまりない。
 よって、オニギリ形のheavyがベストなスクラッチ音が得られると思われます。
 なんとピックスクラッチで2回ブチ抜き! 次回は、さらに様々な角度からピックスクラッチを掘り下げていきたいと思います。お楽しみに!

コラム連動の動画配信中!

fukushima.jpg

福島 崇
高校時代よりロックバンドでギターを始め、大学在学中よりジャズギターを加藤崇之氏に師事。2007年にユニットMelosycaで、ビクタースパークルレーベルより『MTS★』でCDデビュー。ノアミュージックスクール・ギター科講師。生徒募集中!
Guitarist 福島 崇のBlogはこちら
http://ameblo.jp/krishna/