音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #21「曲のエンディング」

 ジャズやブルースでよく使われるエンディングのフレーズをいくつかご紹介。エンディングの手法も定番を知っておくだけで、セッションや作曲・編曲の幅が広がります。
�@ エリントン・エンディング
 ジャズのビッグバンドで活躍したデューク・エリントンがよく活用したエンディング。基本はメジャースケールを上昇していくだけですが、3度と4度の間に半音階を入れています。
�A ベイシー・エンディング
 こちらも同じくジャズのビッグバンドで活躍したカウント・ベイシーがよく活用したエンディング。リズムが印象的で、トップノート(一番高い音)がそのままで、内声(和音の中の音)が半音ずつ上がっていくエンディングです。
�B ブルース上昇型フレーズ
 シャッフル系のブルースでよく使われるエンディングです。ブルーノートである♭5thの音を使うところがポイントです。
�C ブルース下降型フレーズ
 �Bのパターンとは反対の下降型エンディングです。こちらは半音階を多用して下降していくパターンです。�Bと�Cの2つのエンディングを合わせる(同時に演奏)エンディングもよく使用されます。

21_12_1.png

kado125.jpg

加度克紘
高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。その後バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
www.katsuhirokado.com
ノアミュージックスクール・サックス科講師。生徒募集中!

13_kado_book.jpg

『一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編 瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集』(CD2枚つき)
著者:加度克紘・渡辺具義
定価:2,310円(税込み)/発行所:リットーミュージック