音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #17「6thコード」

 4和音の中でも特殊なコードが、6thコードです。これはトライアド(3和音)にメジャー・コード、マイナー・コードを問わず長6度の音程を足したコードになります(譜例1)。
6thの音は13thと呼ばれるテンション・コードと実際の音は同じになりますが、7thの音の有無により変わります(譜例2)。

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 コードディグリーが�Tの場合に使われることも多く、トライアドでは音が物足りない、しかし7thコードのような響きを避けたい場合に使用されます(譜例3)。また、メジャー・キーの場合、ペンタトニック・スケールを使用したメロディーが7thの音が含まれず、6thの音も強調されることから、6thコードもよく使用されます(譜例4)。

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加度克紘
高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。その後バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
www.katsuhirokado.com
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