音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #15「同主調と平行調を用いた転調」

 今回は転調方法についてです。
 曲の中で転調させるというときに最もよく用いられるのが半音上のキーに転調させる手法ですが、それ以外にも同主調や平行調を効果的に用いた転調方法があります。

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 同主調とはCメジャーとCマイナーといった主音(トニック)が、同じメジャーとマイナーのことです。
 平行調とは、CメジャーとAマイナーといった調号(#や♭)の数が等しい調のことです。
 この同主調と平行調を用いるだけで曲の雰囲気が変わりますが、さらに応用し同主調と平行調の2段構えにすると一段と雰囲気が変わります。
 右記がその転調を使用した例になります。
 転調は、曲の雰囲気を変える最も効果的な手法の一つです。同じコード進行でもキーを変えるだけでメロディーをより聴かせることができます。
転調を知っていると作曲時にもアイデアが広がるでしょう。

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加度克紘
高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。その後バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
www.katsuhirokado.com
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