音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #14「オーグメント」

 語源は英語で「増加させる」という意味の「augment(オーグメント)」、音楽で用いる場合は「aug」と略されて書かれています。そのオーグメントには、次の2種類の意味があります。
【音程】
 音程では、増音程を英語で呼ぶときにオーグメントを使います。たとえば、増4度=augment 4thと呼びます。ちなみに、ほかの音程の英語での呼び方は下記表のようになります。

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【コード】
 コードで「aug」と表記されるている場合、5thが半音上がることを表します(譜面によっては#5と表記されることもあります)。このコードは、コードトーンの間隔がすべて長3度になる特殊な響きを持つコードになります。通常ではあまり使われることのないコードですが、半音ずつ上昇させる音を含むハーモニーのときなど、法則性を持たせたコード進行によく使われます。

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加度克紘
高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。その後バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
www.katsuhirokado.com
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