音楽コラム集

【コラム】ラッコのドラム時字通信 #11「ドラムレコーディングでのチューニング」

 激変している世界ですが、最近ミュージシャンが奏でる音に深みと迫力が増してきていると感じるのは僕だけでしょうか? あなたはどう思われます? こんなときは、特別なすばらしいアーティストが誕生するのかもしれませんね。
 さて、このコラムも11回目になりますので、みなさまからの質問にもお答えして僕でわからないことは知り合いのドラマーに聞いたりして、僕も一緒に成長したいと思います。ですから、ドラムや音楽全般、その他なんでもご質問や疑問がありましたら、こちら(book@studionoah.jp)までご連絡ください。
 ドラムに関して一番多く寄せられる質問がチューニングのことなので、今回はドラムを録音するときのチューニング方法をお伝えしたいと思います。
 ドラムのチューニングでは、タム、キック、スネアと個別にチューニングするのですが、このときに大事なのは「それぞれの太鼓が共鳴して、その倍音がひとつのピッチになる」ということです。
 よくドラムサウンドと言いますが、キックを踏んだらタムも鳴りますし、スネアも鳴ります。僕は、タムをチューニングするときは、キックを踏みながら、それで共鳴した音を聴いてチューニングキーを動かします。トータルの響きを聴きながらチューニングすると、録音してベースやギターが重なったときにも気持ちよい響きの曲になります。
 そして、ここはプロレコーディングの極意ですが、「キックの音程を決めてドラム全体の音程を決める」ということが重要です。太鼓にも固有の振動数キー(音程)がありますが、その曲のキーに合わせて最初にキックの張りを調整して音程を合わせ、それからタムやスネアの共鳴音を聴きながらチューニングして、全体の音を作り上げるのです。
 鍵盤の音を出してみて、ドラムの張りをいろいろ試して気持ちいい響きのところを探してみてください。少し意識するだけでも、録音をプレイバックしたときのドラムや全体の音がワンランクかっこ良くなっていますよ。お試しあれ。では、ご質問お待ちしております。

racco125.jpg

三嶋 RACCO 光博
Drummer&Producer
シアターブルックのドラマーとしてEPIC SONY RECORDSよりアルバム発表後、聖地霊地を巡る。m-flo、Ryohei、雅、KenKen、ボニーピンク、竹内まりや、山下達郎、ほか共演多数。楽器を問わずグルーヴレッスンもしていますので、興味のある方は気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ・ご質問は
Email : camnacorp@gmail.com
http://www.myspace.com/raccospace

ツイッター名変更しました。
@mishimaracco2です。