音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #13「メロディーと休符」

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 いいメロディーが思い浮かんでも、実際にリズムやコードに合わせてみると何かしっくりこない、ということは作曲時によくあることです。その時にメロディーの音程を変化させるのではなく、リズムを少し変えてみるとしっくりくることがあります。
 いいメロディーというのは休符を巧みに使っています。右図はメロディーのリズムを変化させた例です。
 メロディー変化例(1)は、音の長さはすべて一緒で、一番最初に8分休符を入れた例です。ほかにも4分休符や2分休符を入れてみてもいいでしょう。1フレーズの音の長さが同じでも、その1フレーズごとずらすとコードの変わり目も変わってくるので、フレーズの印象が変わります。
 メロディー変化例(2)のように、音を常に出し続けるのではなく、息継ぎ(休符)をするポイントをつくる手法もあります。

メロディーアレンジのポイント
・休符から始めてみる ・音程を変えるのではなく、リズムに変化を ・息継ぎのポイントをつくる

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加度克紘
高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。その後バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
www.katsuhirokado.com
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