音楽コラム集

【コラム】ラッコのドラム時字通信 #10「ドラムのマイキング」

 最近、ミュージシャンの音にソウルを感じる今日この頃。時代も極まって、本当の音が鳴り響き始めているのかもしれませんね。
 今回は、リハーサルスタジオを使ってドラムを録音するときのことをお伝えします。
 僕が、シアターブルックというバンドをやっていたころにはEPIC SONY RECORDSと契約していたので、環境の整ったスタジオで何度も録音とリハーサルを繰り返していました。ドラムの録音には『ドラムチューナー』という職業の方が参加してくれました。当時を代表するほとんどのチューナーさんとお仕事をして、録音するときの『技』を伝授してもらえたので、それをお伝えしたいと思います。
 まずは、ドラムのチューニング! といきたいところですが、僕も含めせっかちさんが多い(?)ドラマーさんには、いきなりマイクの立て方をお伝えします。
 それも…『マイク1本録り!』
 ミキサーの回線に余裕がない場合や、デモ録やプリプロ、60年代等の雰囲気を出したいときなどにマイクを1本で録音する場合、みなさんはどこにマイクを立てますか? 
 いろんな場所が想定できますけど、ボーカルの録音に使うようなコンデンサーマイクを、真上に向けてキックの上に立てるとヤバい音になります。当然、ドラムセット全体をバランス良くプレイすることが求められますが、プレイバックで自分のバランスも分かりやすいですし、意外とキックがしっかり録れますので、一度ぜひお試しください。
 ちなみに僕は、サウンドスタジオノア三軒茶屋店の全室でドラムを録音して試しました。やっぱり、ドラムはマイクが立って初めて『ドラムセット』って感じがしますよね。ところで、極秘ですが…複数立てる場合は、キックを踏む足の膝に向けてマイクを立てるとヤバい音で録れます。お試しください。それでは、また次回に。
 被災地や避難所で今も不自由な暮らしをされている方々が1秒でも早く安心して暮らすことができますよう心より願い、これからも自分にできること少しでも実践していきます。

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三嶋 RACCO 光博
Drummer&Producer
シアターブルックのドラマーとしてEPIC SONY RECORDSよりアルバム発表後、聖地霊地を巡る。m-flo、Ryohei、雅、KenKen、ボニーピンク、竹内まりや、山下達郎、ほか共演多数。楽器を問わずグルーヴレッスンもしていますので、興味のある方は気軽にお問い合わせください。

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