音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #12「ディミニッシュについて」/加度 克紘

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 音程を短3度ずつ重ねていったコードをディミニッシュ・コードと呼びます。
 英語で「diminish」は減少するという意味ですが、音楽用語では短音程よりもさらに音程差の狭い「減音程」のことをディミニッシュと呼びます。短3度ずつ重ねた和音ではルートから減7度という音程を含みます。ディミニッシュ・コードを使う際は、その減7度の音程をコードで使うという意味を考えることができます。
 ディミニッシュ・コードは特殊なコードで、前述のとおりすべての音程が短3度となります。そのため、ルートが変わっても同じコードの構成音となるので、ディミニッシュ・コードは全部で3種類に振り分けることができます。
 パッシング・ディミニッシュと呼ばれる半音ずつルートの上がるコード進行でよく使われています。

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加度克紘
高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。その後バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
www.katsuhirokado.com
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