ギター・ベース

【スタジオのツボ】ギターエフェクターの接続法!自分だけの音を作る!

接続の順番で音が変わる!!”ザ・エフェクターの接続法!”自分だけの音を作る!
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Q: エフェクターって、いろんな音が出せておもしろい! それで、たくさんの種類のエフェクターを集めたけど、ふと思う。「接続する順番」というのはあるのだろうかと。
そこで、ノアミュージックスクールで講師をしている、第一線で活躍するギタリスト福島 崇氏に、エフェクターの接続法をうかがった。

A: エレキギターをプレイする上で、エフェクターを使用して、音色を歪ませたり、さまざまな音色に変えたりするというのは、楽曲を効果的に色付けするための必須事項と言えますね。
一言にエフェクターと言っても音色によりたくさんの種類があります。そのつなぎ方には基本的にルールはないと思います。しかし、つなぐ順番というのは、ギターから発信された信号をアンプに届くまでにどういう順番でエフェクト処理するかということで決めるので、主張したい音色を効果的に聴かせるためにはつなぎ方が重要になってきます。
エフェクターを買ってみたものの、どうつないだらよいのかわからないという方のために、複数のエフェクターを同時につなぐときの最も一般的なつなぎ方を下記に示しました。

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POINT1:ボリュームペダルは、歪み系の前
ボリュームペダルは、歪み系の前にセッティングすることが多いです。そうすることで、ボリュームペダルで歪み方をコントロールすることができます。
ソロやバッキングにおいての音量切り替えのみに使う場合は、後でもよいでしょう。
また、歪み系やモジュレーション系の後、ディレイの前に置くとボリュームをしぼっても、しっかりとディレイの残響音を得ることができます。

POINT2:ワウペダルは、歪み系の後に置くと強力!
ワウペダルを歪み系の後に置くことがあります。前に置いた場合はマイルドなかかり具合になり、後に置くとより強力なワウ効果を得ることができます。ソロなどでワウを強調したい場合には、後のほうがよいと言えます。

POINT3:イコライザーは、歪み系の後で補正
通常、イコライザーは歪み系の後につないで歪みのニュアンスを補正する役割を果たしますが、前につなぐとブーストまたカットした周波数により独特な歪みを得ることができます。

POINT4:ピッチシフターは、ギターに近い方が良い場合が。
オクターバーやピッチシフターは、ピッチを検出するうえでギターに近いほうがよい場合があります。その場合は、歪み系や圧縮系の前につなぎましょう。ちなみに、筆者は歪み系の後に置いたほうが好みです。

POINT5:リバーブは、アンプの直前
リバーブはアンプの直前におきます。リバーブの後に歪み系やモジュレーション系を置いてしまうと、リバーブがかかった音に歪みやモジュレーションをかけることになるため、効果がハッキリしなくなります。ディレイはモジュレーション系の前につなぐこともありますが、後のほうがクリアな音になります。

珍しいつなぎ方をしておもしろいサウンドが出ることもあるので、いろいろ試してみるとよいでしょう。

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福島 崇
ノアミュージックスクール ギター講師
Blogはこちら→http://ameblo.jp/krishna/

プロフィール
福島 崇(ふくしま たかし)
高校時代よりロックバンドでギターを始め、大学在学中よりジャズギターを加藤崇之氏に師事。以降自己のインストルメンタルバンド『Krishna’s Dream』やジャズ、ポップス等のさまざまなバンド、セッションにて活動。2007年にユニットMelosycaでビクタースパークルレーベルより『MTS★』でCDデビュー。