音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #10:「sus(サス)コード」/加度 克紘

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ポピュラー系の楽曲でよく見られるコードに「sus4(サス・フォー)」というものがあります。「sus」というのは「吊るす」という意味の「suspended」から来ています。つまり、メジャーコードの3度の音を半音上げ4度にするという意味で、コードの構成音はRoot、4度、5度となります。
よく使われるコード進行はⅡ-Ⅴ進行の変形になります。何気ないⅡ-Ⅴの進行も「Ⅴ」を2つのコードに分解し、sus4を入れることによって、コードのバリエーションが増えていきます。
ただし、メロディに3度の音を使っている場合はコードの構成音と半音でぶつかってしまうので使うことはできません。
また、分数コードを応用し、上の和音は変えず、ベース音を変えるだけでもsus4と同じ響きを得ることができます。理論的に分析すると、ハーモニーを重厚にする9thのテンションを含んだ「G9sus4」と同じ意味になります。

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加度 克紘

高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。その後バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
www.katsuhirokado.com

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