音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #9:「�U-�X-�Tのコード進行」/加度 克紘

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 「�U-�X(トゥー・ファイブ)」はポピュラー音楽において非常に重要なコード進行です。「�U」は目的のコードに対して2度上のマイナー・コード、「�X」は目的のコードに対して5度上のドミナント・コードです。
 �Um-�X-�Tは曲の終りに一番よく使われるコード進行で、ケーデンス(終止形)と言われています。「�T」は目的地のコードです(NOAH BOOK #3参照)。「�X」のコードはコード自体の機能として不安定な響きがあるので、目的地のコードを探す働きがあります。そこで「�X」の次に「�T」というコードが出てくると、とても落ち着きのあるコード進行になります。
 そして、その流れをさらに強調してくれるのが「�Um」というコード。 �Um-�X-�Tというコード進行は、 �X-�Tの流れをさらにスムーズにしてくれます。
 曲の中では必要不可欠なコード進行になりますが、独特な雰囲気を出すため、あえて外している曲もあります。

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加度 克紘

高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。その後バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
www.katsuhirokado.com

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