音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #7:マイナースケール/加度 克紘

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 一般的にマイナースケール(短音階)というと「ナチュラル・マイナースケール」をさすことが多いですが、実はマイナースケールには「ナチュラル・マイナースケール」「ハーモニック・マイナースケール」「メロディック・マイナースケール」の3種類があります。
 ナチュラル・マイナースケール(自然的短音階)は主音から全-半-全-全-半-全-全といった音程の組み合わせのスケールとなります。つまり、ピアノの白鍵だけでラシドレミファソラと弾くとAナチュラル・マイナースケールということになります。
 このナチュラル・マイナースケールでは7thとRootの音程が全音になってしまい、終止感が出ません。終止感を出すために7thを半音上げて7thとRootの音程を半音にしたスケールがハーモニック・マイナースケール(和声的短音階)になります。しかし、このハーモニック・マイナースケールでは6thと7thの音程が増2度になって不自然さが出てしまいます。これを解消するために6thも半音上げたのが、メロディック・マイナースケール(旋律的短音階)になります。
 マイナー・キーの場合は、コードが?mのときにこの3種類のスケールを使うことができます。

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高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。その後バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
www.katsuhirokado.com

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