音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #6「分数コードについて」 /加度 克紘

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コード進行などを見ていると、よく「分数コード」を見かけます。意味は、コードの和音だけでなくベース音も指定するということです。こうすることによって、トニックやドミナントなどのコード機能を変えずにコード進行の雰囲気を変えるという効果があります。分数コードの分子がコードの和音となり、分母がベース音になります。
たとえば「C/G」と書いてあると、和音はドミソのCで、ベース音はGを演奏するということです(ex-1)。ほかに「C on G」という表記方法もありますが、これもまったく同じ意味で「C」がコード、「G」がベース音となります。ベース音が徐々に下降するコード進行(ex-2)が一般的です。また、和音の構成を変えずにベース音だけを変える方法(ex-3)、逆にベース音を変えずにコードを変える「ペダル」(ex-4)などもよく使われるコード進行です。

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高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
http://www.katsuhirokado.com
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