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音楽コラム集|編集部コラム

【ECO MUSIC】「地球に優しい、新しいモノづくりのカタチ」

2009.07.22

音楽活動を通して出るゴミは減らせないのでしょうか? 必要不可欠なものでありながら、消耗品であるために廃棄せざるを得ないもの。意識しなければただの廃棄物にしかならないが、ひとたび環境保護という観点から見直してみると非常にもったいない存在。そんな消耗品とのかかわりは、頭のどこかで常に「もったいない」とは思いつつも、日々の生活ではどうしても避けられない問題です。ミュージシャンにとっても同様です。もしあなたがドラマーであるなら、あなたはスティックを使用し、消耗します。 新しい音が生まれるたびに増えていくこれらの消耗品を再資源化することは可能だろうか、環境負荷軽減をミュージシャンシップの新しい側面として意識すればどんなことができるだろうか、その大きな課題にエコミュージックは取り組んでいます。 『大きい音を出せる』というコンセプトを重視。 ■エルボースティック elbow stick ?750- elbow1.jpg 多くの標準的なドラムスティックは海外で生産されていますが、エコミュージックでは海外からの輸送に伴うCO2の排出の削減のため、全ての工程を国内で行っています。 初心者からプロユースにも耐え得るスティックです。チップの形状は「マル型」。ヘッドに接触する面積が少ないので明るい音色が得られ、手元の繊細なアプローチにもしっかりと反応します。力をこめなくても大きい音が出せます。 □材料:ヒッコリー □周囲:14mm □長さ:410mm □販売店舗:サウンドスタジオノア全店 or エコミュージックHP (各店の住所は16ページ、表3の店舗案内をご参照ください) ドラムの音が響いてくるような、ぬくもりのあるボールペン。 ■スティックペン stick pen ?2,520- %E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%83%B3.jpg ドラマーがライブやリハーサルなどで使用して、消耗し、折れたり、削れるなどして廃棄物となった大量のスティック。スティックは木材という性質上、折れ方、削れ方は様々です。ドラマーの人数だけ折れ方があるといっても言い過ぎではありません。この一見しただけではただの「折れた木」でしかないスティックを、旭川の木工デザイナー鈴木鵬生氏が1本1本削り出し、『スティックペン』に作り上げました。ただのボールペンではなく、スティックのぬくもりが感じられ、ドラムの音が伝わってくるようなボールペンです。 □販売店舗: PLSMIS 港区南青山4-17-4 1F TEL 03-6459-2251 or エコミュージックHP 音楽活動で出たゴミを積極的に回収します。 %E5%86%99%E7%9C%9F%E3%81%9F%E3%81%A1.jpg □回収方法 : サウンドスタジオノア店頭 or ご郵送 (各店の住所は16ページ、表3の店舗案内をご参照ください) お守りの、熟練の職人によって ■ミニスティックキーホルダー ?945- %E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF.jpg 使用ずみのスティックを、これも北海道に拠点を定める木工デザイナーが一つずつ削り出し、ミニスティックの形に作り上げました。そのまっさらな状態のミニスティックを東京に搬送。お守りを作る熟練の職人によって、お守りと同じ工程を経てミニスティック・キーホルダーが完成しました。 □販売店舗:エコミュージックHP