音楽コラム集

【コラム】「ラッコのドラム時字通信」 #1 /RACCO

 初めまして、RACCOです。
今回からコラムを掲載することになりましたので、ドラムを通して観た音楽や世界を、僕なりの視点で書かせて頂きたいと思います。日々情報が氾濫する中、偶然にもこのNOAH BOOKの紙面をとおして通じることができたこと、この時代にこの時間に大勢の人が渦巻く東京で出会えたこと、を感謝せずにはいられない気持ちです。音楽が好きでやり続けることにプロもアマもありません。音楽をやり続けること、自分を信じて挑戦し続けること、が大事だと思います。
 さて、音楽の三大要素は「リズム」「メロディ」「ハーモニー」と言われていますが、まず始めに音楽の土台となるリズムと音について考えたいと思います。あなたは、CDで聴いた海外の名作と自分の演奏とを聴き比べて、「あれ?」って思ったことはありませんか? 「その音は、前に飛び出してくるような、踊りたくなるような音なのに、自分のはベッタリしている」みたいな。僕もそのように思った時期がありました。しかし、ロンドンでビョークのメンバーとセッションした時やTMスティーブンスとの共演を経験して、その謎が解けたんです。違いはリズムとその音だったんです!一流のミュージシャンは、メトロノームに対して正確な音符を奏でることができるのです。精密な編み目のような『Grid』(グリッド)と『表と裏拍』と『アップとダウンの音』を寸分も狂わないリズムで演奏すること、これを頭ではなくって体で習得しているんですね。
 「どれくらい速く? 細かく?」って疑問がある方も多いみたいですが、メトロノームのテンポ?=100で32分音符を演奏できることがひとつのラインのようです。音楽を奏でるスキルとして、このことをクリアすることが重要なことだと思います。パソコンで音楽を制作する場合にも重要なリズムと音。これからできるだけ詳しく紙面でお話ししていくようにしますね。音楽に没頭して気持ちよく演奏したいと思っているすべてのミュージシャンと、グルーヴを共有できたらと思います。

racco.jpg

■RACCO
Drummer&Producer
シアターブルックのドラマーとしてEPIC SONY RECORDSよりアルバム発表後、聖地霊地を巡る。m-flo/Ryohei/雅/KenKen/ボニーピンク/竹内まりや/山下達郎、他共演多数。楽器を問わずグルーヴレッスンもしていますので、興味のある方はお気軽にご連絡ください。

お問合せご質問等 
Email : camnacorp@gmail.com