音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #4「ブルースについて」 /加度 克紘

【コラム】音楽の仕組み #4「ブルースについて」 /加度 克紘

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ブルース(Blues)は、ジャンルとしての捉え方と、コード進行としての捉え方があります。今回はセッションなどでもよく演奏される「コード進行」としてのブルースを取り上げます。
ブルースは、一般的に?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?の12小節を1コーラスとして構成されています。ロックでよく使われるKey=Eだと#が4つのキーなので(NOAH BOOK 02参照)、ダイアトニックコードが1=E、2=F#m、3=G#m、4=A、5=B、6=C#m、7=D#dimとなります。したがってコード進行はEEEEAAEEBAEE(図参照)となります。
そして、このブルース演奏時によく使われるスケールが、1・♭3・4・♭5・5・♭7の「ブルーススケール」。和音はメジャーコードですが、スケールにはコードトーン(ルート以外)の半音下の音を使っています。これが「ブルーノート」と呼ばれる音で、この不安定な音がよりブルース感を強調させます。また、このトラディショナルなコード進行に対して、ジャズブルースだとさらにTwo-Fiveのコード進行を取り入れ、ハーモニーを複雑にしたコード進行を使ったり(図参照)、ほかにファンク系でよく見られる最後に?のコードを4小節足した16小節ブルースなども使います。

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高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
http://www.katsuhirokado.com
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