音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #3「ダイアトニックコード」 /加度 克紘

【コラム】音楽の仕組み #3「ダイアトニックコード」 /加度 克紘

〈図1〉
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〈図2〉
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各メジャースケールやマイナースケールは7つの音で構成されています。その7つの音にさらに3度ずつ音を3つ以上積み重ねたコードを「ダイアトニックコード」と言います(図1参照)。作曲したり編曲したりする時はこのダイアトニックコードの理解が重要になります。ダイアトニックコードを使うとコード進行がスムーズになり、ダイアトニックコードを使わなければ逆にコードに違和感を感じることになります。例えば、ベースの音がGだとすると、「G」「Gm」「Gdim」のコードの選択肢があります。この中から曲のキー(調)を考えることによってコードを導きだす方法があります。キーがG、C、Dだと「G」、キーがE♭、F、B♭だと「Gm」、キーがA♭だと「Gdim」がダイアトニックコードになり、最も一般的なコードの選択方法になります(図2参照)。しかし、キーがG、C、Dの時に必ず「G」を選ばなければいけないということはありません。確かにコードに違和感が出てきますが、それが逆に曲に個性を与えるということにもなります。作曲時はダイアトニックコードとダイアトニック以外のコードをバランスよく使うと曲がスムーズに流れ、さらに曲に個性が出てくるようになります。

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高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。バークリー音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後帰国上京し、活動する。
http://www.katsuhirokado.com
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