ライブ

【レポート】D'Addario presents NOAH LIVE 2008 Vol.2

live1_2.jpg

[2Days] 12.3 wed / 4 thu at LIVE HALL aube shibuya

2008年2回目となるNOAH LIVE。今回は、史上初という2Daysで開催。前回は「高校生バンドコンテスト」ということで出場者を募集したが、今回は完全ノンジャンル。オリジナルでもコピーでもどんとこいというコンセプトで猛者を募った。会場となったaube shibuyaは、センター街を抜けた音楽色満載のビルの5階にあるLIVE HALLだ。会場に到着すると、小さなお子様から老若男女さまざまな人が見に来ている。客層を見ただけでもノンジャンルなんだと一発でわかる。今回は「ダダリオ・プレゼンツ」ということで、ダダリオ・ブースも設けられていた。参加者には、ダダリオのギター&ベース弦、エバンスのドラムヘッド、そしてオリジナルTシャツが送られるそうだ。開演前、楽屋をのぞくと、出演バンドがわきあいあいと衣装やメイクなどのチェックをしている。どんなステージが見られるのか、意識せずとも楽しみになる。

12月3日、1日目。最初の登場となったのはギターポップ4人組、チャトラン。ドラム、ベースの作り出すグルーヴに繊細なギターと唄が心地よく乗っていた。終了後に話を聞くとまだ反省点の方が多いとのこと。明るい反面ストイックな姿勢をうかがわせた。2番目に登場はこちらも初ライブ、MEXICAN VIVID。ステージに登場すると機材の持ち込みも最小限の3ピース。1つ目の音が鳴った瞬間から20分間、フロアは爆音に包まれた。荒削りな中に斜に構えた皮肉っぽさが見え隠れ。パンク、ガレージ、オルタナティヴの最高な瞬間が凝縮されていた。とはいえ合間のMCには肩の力の抜けた一面も。3番目に登場したのはi++(アイプラプラ)。今回唯一のコピーバンドでの出場。しかもライブハウスでの演奏は初めて。自らを「節操のないバンド」と言い切る彼らですが、音を楽しむ姿勢は好印象。今後の課題はやはりオリジナル曲を増やして本格的なライブを経験すること。今回がその第1歩になれたならと思う。初日トリは下北沢を中心に活動しているミクスチャーバンド、BASH SEEKER!継続的にライブを重ねてきているとのことで確かに貫禄あり。へヴィなグルーヴにラップ、シャウトが炸裂。自らがリスペクトする音楽への愛がありながら、攻撃的なサウンドがステージからフロアへ絶え間なく放たれていた。

12月4日、2日目。1バンド目は、ボーカル、ギター、ベース、ドラムの男子4人のバンド、Sparkle Ray。今回が初ライブとのこと。ベースは、個人的にも初ライブ!そんな彼を、ボーカルが盛り上げる。それにこたえるように、ベースも雄叫びを上げ加速していく。全曲作っているというギターが、ぐいぐいバンドを引っ張っていく。ドラムは、スネアの音が会場全体に響き渡るほどのパワーがあった。2バンド目は、自らを「ワーキングマザーユニット」と称するボーカルとキーボード&コーラスの女性2人組。オリジナルからカバーまで、すべてを自分色に染めてしまう程のライブは圧巻。MCで盛り上げ、更にサンタの衣装や缶コーヒーなどのネタを持っているところなど、観客を楽しませる術をすべて知っているようだった。3バンド目は、ボーカル、ギター、ベースの男子3人とドラムの女子の4人組、BOTTLE PARTY。福岡、新潟、東京から集まり、結成して5ヶ月。これからガンガン活動するということで、期待値大。4バンド目は、結成当時、全員血液型がA型というところから名付けたというAblood(エースブラッド)。メンバーチェンジをして初ライブとのことだが、その新メンバーがなんとB型とのこと!カリスマ性のあるボーカル&ギターと、ハードでありながらもクールに演奏するベース、キーボード、ドラム。大トリは、居酒屋スタッフで結成したという、その名もズバリな「居酒屋らんぽう(初台店)」。それを知り観客全員が心配したことは、こんなにスタッフがここにいて居酒屋の方は大丈夫なのかということ。すると、なんと今日は臨時休業とのこと!その職業からか、初ライブにも関わらず盛り上げるのがとてもうまい!登場曲はマリオブラザーズ。そして、マリオとルイージ登場。ライブ中盤で明かされたのだが、なんとこの2人、本当の兄弟とのこと!更に、その衣装も手作り!ここまで来ると、もう盛り上げることのプロである。

こうして2日間に渡り行なわれたNOAH LIVEは最後まで最高潮の盛り上がりのまま幕を閉じた。NOAH LIVE運営責任者の渋谷1号店店長に話をうかがうと、「音楽にジャンルなんてない!音楽は1つ!と強く感じた」とのこと。これから、まだまだ進化するであろうNOAH LIVE。参加することはもちろん、見に行くだけでも楽しめる内容となっている。

live2.jpg

D’Addarioプレゼンツということで、入り口近くにはD’AddarioやEVANSの製品を自由に持ち帰ることができるブースも設置。バンドの転換時にはMCが観客に話しかける等、待っている時間を飽きさせない様、盛り上げていた。

【NOAH LIVE 2008 Vol.2 出演バンド】
1日目(2008年12月3日)

1203_1.jpg

▲「チャトラン」
ギターロック・ギターポップを得意としています。

1203_2.jpg

▲「MEXICAN VIVID」
この日が初ライブでした。

1203_3.jpg

▲「i++」
結成し1年と少し、最近やっとまともに活動し始めました。やる曲はとにかく自分たちが楽しいもの!!メタルマニアなベースのせいで激しいのが多いですが、基本節操のない感じで幅広くやっています。

1203_4.jpg

▲「BASH SEEKER」
ミクスチャーバンド、主に下北沢でLiveをしています。ヘヴィなサウンドでラップ・シャウト・メロウを放つMUTHA FOCKA 攻撃的なパフォーマンスでステージをわかせます。

2日目(2008年12月4日)

1204_1.jpg

▲「Sparkle Ray」
リアルなロック・ポップをやってます。

1204_2.jpg

▲「LEMONGRASS」
’99年より都内ライブハウス、港区音楽祭などに出演しているワーキングマザーユニットです。

1204_3.jpg

▲「BOTTLE PARTY」
2008年11月3日のLamamaで初ライブやりました。曲作り、今ある楽曲のアレンジをメンバー全員でやってます。いろんな曲を聞いていろんなジャンルを取り入れたバンドの色を出せるように話し合い動いています。

1204_4.jpg

▲「Ablood」
Melodramatic Popular Sounds….

1205_5.jpg

▲「居酒屋らんぽう(初台店)」
年齢に負けないくらい若い音で勝負のバンドです。居酒屋バンドなのですが、本気でやってます。