音楽コラム集

【コラム】音楽と映画 第1回「スクール・オブ・ロック」

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ジャック・ブラック演じるデューイは自分で作ったバンドを持ち前の自己中っぷりからクビにされ、家賃も払えず、給与目当てに他人になりすまし学校の教師となる。だが赴任先は有名一流校。違う世界で育った生徒たちを相手に「いつまでも休憩」とのっけから怠惰宣言。ところがどっこい、この坊ちゃん嬢ちゃんたちが楽器を弾けることを知った彼は「BANDやろうぜ」と一念発起!教室はリハスタと化す!マグマより熱いロック愛が満ち満ちているこの映画。ロックを愛する者ならニヤリどころか吹いてしまう小ネタが満載。製作者の熱意に応じ、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが初めて持ち曲の映画での使用を許可したことから、「ロックの神」のお墨付きともいえる傑作。また授業の「教材」もザ・フー、ジミ・ヘンドリクス、AC/DCなど大正解過ぎるチョイス!ジャンル、バンドを詳細に記した黒板の相関図は監督リチャード・リンクレイター自身が書いたものだとか!熱いだけでなくロックには敗北の音楽という一面があることにもさらりと触れるあたりも今までのロック映画との大きな違い。ただの能天気では終わらせないあたりに涙腺も緩む。脚本・出演のマイク・ホワイトは再度ジャック・ブラックと組み脱力プロレス映画「ナチョ・リブレ」を製作。こちらもベックの曲が使用されるなど音楽好きにオススメできる傑作です。

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スクール・オブ・ロック〜スペシャル・コレクターズ・エディション〜
発売元 : パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
価 格 : ¥1,500(税込)
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