音楽の仕組み

【コラム】音楽の仕組み #2「5度圏とキーの関係」 /加度 克紘

【コラム】音楽の仕組み #2「5度圏とキーの関係」 /加度 克紘

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右に回るにつれて完全5度ずつ上がり、左に回るにつれて完全5度ずつ下がっていくと、1オクターブ12個の音が一回も重なる事なく一周できます。これを図にしたのが5度圏(図参照)。5度圏を使えばト音記号やヘ音記号などすぐ横に書かれている#や♭、付いている数でキーを判断する事が出来ます。5度圏のちょうど一番上はCとなっています。つまり、キーがCの時は#・♭の数は0個となります。一つ時計回りにずれるとGになり、#の数は1個。さらに右に移るとDになり#の数は2個。Key:Aだと3個、Key:Eだと4個なります。今度は一つ反時計回りに移ると♭の数になります。キーがFだと♭が一つ、キーがB♭だと♭が2つになります。もう一つ重要なのが#と♭の付く順番。実は決まっています。#の付く順番はファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シとなり、♭の付く順番は逆に読んでシ・ミ・ラ・レ・ソ・ド・ファになります。これで楽譜を見てキーを判断できます。そこで、例えば普段演奏しているキーがEだったら半音下げのキーはE♭になり、#4つのキーから♭3つのキーに変更するという事になります。

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■加度 克紘
高校入学と同時にSAXを始める。甲陽音楽学院に入学し、荒崎英一郎氏に師事。Barklee音楽大学に入学し、Fred Lipsivs、Dino Govoni、Bill Pierce各氏に師事。卒業後上京し、活動する。www.katsuhirokado.com
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